担当をさせて頂いた生徒が次の進路を確立するまで、サポートをし続けるというのが、アメリカ留学塾のモットーです。渡米までの準備は、とても大切ですが、渡米後も大切なのです。行ってしまったらあとは、自分で頑張ってねというのも、ビジネスライクで好きではないし、渡米後のフォローを希望者のみ行うというのにも、私は抵抗がありました。勿論、生徒本人が、環境に慣れ、自分で色々な事に対応出来るようになっていきますが、、、、送り出した方にもその生徒が無事に卒業、もしくは、しっかりとした進路を歩むまで責任があります。
渡米後、1年目は、訳が分からず困惑する事が多いです。 2年目は、人間関係、英語力の伸び悩み、成績の事、編入するかどうか、、、 等 3年目は、就職の事、大学院受験の事など、、、 色々です。
慣れてきた頃が、実は一番要注意で、帰国していると知ると、必ず最優先でその生徒に会うようにしています。オフィスでとなると、堅苦しくなるので、食事を一緒にする事が多いのですが、生徒の性格によって、自分の状況をありのまま話す生徒、あまり話さない生徒、よい事だけ話す生徒、悪い事だけ話す生徒、、、これまた、本当にそれぞれです。こちらとしては、まずは、しっかりと聞いて受け止める事、生徒が話している時は、話しやすいように、あいづちは打ちますが、決して、割り込まないこと、最後まで、話してもらうこと、、、等を気を付けています。
自分の事を、さらけだせる生徒は、あまり心配ないのですが、聞く体制十分でも、なかなか話せない生徒もいます。今まで、かかわってきた経験から、あれちっとおかしいなと思うと、本人には、いいませんが、さりげなく、大学側にもう少し気を付けて、見てもらうように要請します。
道に迷っている時は、良い面、悪い面を伝え、私の意見としてビジッと伝えます。以前、ある人から、よくそこまで言い切れるね、と驚かれたことがありますが、言葉に責任を持つという覚悟、本人にとって、どの道が一番いいのかという事を冷静に、客観的に判断する事が、求められてる以上、それに応えていくのが、信頼関係を築けると信じています。
怒らないといけない生徒、絶対怒っていはいけない生徒、、、
しかし、共通点は、顔がしまってきます。それだけ、真剣に自分と向き合い、勉強しているのです。こういった経験から、何かに頑張っている人は、顔をみたら分かるようになりました。最初からかかわっている生徒ならなおさら、いい顔をしてきたなと心中でとてもうれしく思います。こういう経験をさせていただけるのは、本当に幸せな事です。
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